柱状節理 PREV MENU NEXT

柱状節理

2007.11.03

柱状節理(高田グリーンランド・雲取温泉)より引用

新宮市から国道168号線を約6Km、本宮へ向かって遡った高田グリーンランドへの入り口にある相賀橋から、熊野川の対岸を見ると正面に見えるのが、この柱状節理(ちゅうじょうせつり)です。石切り場があって山の側面が大きく削り取られていますが、その切り口が見事な柱状節理になっています。
 節理というのは岩石が水や温度差などで風化していく時に生じる割れ目のことだそうです。節理には花崗岩(みかげ石)で俵を積み上げたような節理(岩手県岩手山の俵石など)、食パンをスライスしたような節理(屋久島宮之浦岳の食パン岩)のほかに、玄武岩質の岩石に見られる柱状節理もあります。
 玄武岩の柱状節理で有名なのは、兵庫県城之崎温泉の近くにある玄武洞、福井県の東尋坊や島根県日の埼など日本海沿岸各地や北海道の定山渓などですが、この和歌山で見られる柱状節理もこれらに負けないもので、全国でもこれだけきれいに見える場所はそう多くないとのことです。理科教材としても非常に優れたものですので、できれば、標本として現状を永く保存してもらいたいものですね。
 但し、この山があるところは三重県南牟婁郡紀宝町になります。

 




NiconicoPHP